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消費者の健康を考える|作った製品は一度SVHC検査をしてもらおう

汚染物質の分析

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検査料金のシステム

SVHCは環境汚染が懸念される化学物質のことで、2017年1月現在、173の候補物質が指定されています。EU域内へ輸出する製品にはSVHC検査が必要になります。物質の種類が多岐にわたるため、いちいち検査するのは多大な手間がかかります。費用は物質の種類によって異なり、1種類あたり数千円〜数万円とさまざまです。ただし同じ分析方法や分析機器を使って、複数の物質を検出できるため、まとめて分析を依頼すれば費用の節約になります。173種類を全部一度に依頼した場合、30万円内外で分析できる検査機関もあります。SVHC分析を依頼するには、ある程度まとまった試料を提出する必要があります。製品をそのまま提出するのではなく、素材ごとに分解してから送付するのが原則です。電子部品など細かすぎて分解が困難な場合は、検査機関で粉砕してから分析しますが、その際には別途料金がかかります。そのほか特殊な処理が必要な素材は、別料金になる場合があります。試料は数十グラムほどあれば十分で、大きすぎると受け付けられません。格安でSVHC分析を行っている業者は、海外の検査機関に依頼していることが多いようです。信用のある検査機関なら問題ありませんが、レポートが英語だったり、問い合わせに時間がかかったりすることがあります。自社で検査機器を持っている国内の検査機関は、細かい説明を受けたり依頼を出したりしやすいというメリットがあります。